Final Destination -- HOME

6月18日にキャンピングカーを搬入し、24日にスイスに戻ってきました。長いフライトでしたが、ダイキ、ルイよく頑張り、皆元気です。このような状況なので、成田―チューリッヒ間の飛行機は乗客25名。スタッフの方達の方が多いのでは、と思うくらい空港も飛行機もガッラガラでした。チューリッヒに到着し、サンドロの実家に着くと、家族、友達たちが集まってサプライズパーティーをしてくれました。サプライズって嬉しいですね。一気にたくさんの人に会ったのでじっくりお話はできなかったけれど、久しぶりにスイスの家族、友達の元気そうな顔が見れて良かったし、仕事終わりとか、遠いところからとか色々ある中、みんなが来てくれたことに感謝です。あとは8月に無事にキャンピングカーが届けばそこでホントに“夢ツアー”は終わりだれど、実感としては、これで終わりという感じです。一年9ヶ月。長いようで、終わってみるとあっという間でした。たくさんの人に支えられ、事故病気ひとつせず、安全に無事ツアーを終えることができて本当に良かったと思っています。もちろんキャンピングカーの輸送が大変だったり、時に修理が必要だったりはしたけれど、全体的には何事もスムーズにいったと思います。特に何かを信仰しているわけではないのですが、神様とかご先祖様とか何か大きな存在に守られていたような感覚でした。旅の途中で妊娠、出産を経験し、コロナウイルスとも重なりましたが、結果、全てタイミングよく順調に旅を進めていくことができました。ルイも生まれて10ヶ月になります。ハイハイをたくさんして、もうすぐ歩き出しそうです。ダイキはあんなに臆病な子だったけど、3度の飛行機を経験し、暑いとこ寒いとこ、山、海、砂漠どこでも連れていかれ、いつもいい子にしてくれていました。ダイキの一番のお気に入りは海岸で走り回ることだね。

夢ツアーでは、普段とは違ったライフスタイルや時間の流れに身を置き、いろいろなものを見て聞いて感じて、精神的にも一歩階段を上がったような感じがしています。人生で自分なりに何が大切か、何を脇にどけて何を大切にし、何を見失わずにいたいか、そんなことが見えてきたようにも思います。今までのような、がむしゃらに頑張って誰かに認められるという生き方からは少し距離をとり、もっと人生を楽しもう!好きなことやっちゃおう!と思うようになりました。折りしも、今、新しい生活スタイルをみんなが模索していく中で、誰かに指示されるのを待つより自分で判断することも求められるようになってきました。今までは自分の修行のため、微力ながら自分を必要としてくれる人のために頑張ってきましたが、そこはやりきった感があり、ひと段落つけて、この夢ツアーを機に新しい人生の幕開けのような気もしています。さらに子育てを通して、じっくり家族と向き合っていきたい。夢ツアーの非日常の中から見つけたことは、日常の中にたくさんの幸せがあるということ。何気ない日常が何よりも素晴らしいということ。日本にいる時、温泉旅行や豪華な食事ももちろん素敵だったけれど、普段の食卓、普段の会話、いつもの散歩道、おばあちゃんや姪っ子甥っ子たちと笑い合えたこと、何よりの宝物です。

スイスでまた自分たちの家に戻り、色々な手続き、片付けなどを済ませ、スイス生活第二弾、再スタートの準備が整いました。これからも私たちらしく頑張ります!最後になりましたが、このブログに立ち寄ってくれた方々、今までありがとうございました。このブログを自分たちの記録として、個人的な意見や思いもたくさん綴ってきました。メッセージをくれた方々、嬉しかったです。夢ツアー、思い切って行ってみて本当に良かったです。一生の思い出になりました。

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