Guanajuato, San Miguel de Allende and Cholula

グアナファト、サンミゲルデアジェンデ、チョルーラ、三つの街を観光しました。グアナファトとサンミゲルデアジェンデは世界遺産にも登録されていて、スペイン植民地時代のコロニアル建築でも有名な街らしいです。

グアナファトのカラフルな建物は見ていて自然と明るい気分になれましたし、街の中は狭い道、そこにさらに屋台や物売りがひしめき合って、ゴチャゴチャしてはいたけれど、今までに見た日本やヨーロッパ、アメリカとはまた全然違った雰囲気で、そこに行き交う人たちを見ているだけでも楽しかったです。また、グアナファト近辺には銀山があり、かつては銀で栄えた街。250年以上もの間、世界の銀の20パーセント以上を採掘していたそうです。

サンミゲルデアジェンデは手工業で発展し、丘の上に建てられたことから坂の多い街。他の二つの街に比べて観光客の姿も見られ、街も綺麗で整った印象を受けました。街のシンボルとも言えるパロッキア教会は、かつてヨーロッパから持ち込まれた一枚の絵葉書を元に再現されたとか。何となくバルセロナのサクラダファミリアを思わせるようなデザインで、薄いピンクの教会は昼も夜のライトアップ姿もどちらも綺麗でした。

チョルーラは古代メキシコ最大のピラミッド跡が残る街。階段ピラミッドとしては世界最大級を誇る大きさ。スペイン植民地時代に古代ピラミッドは次々と埋められ、その上には教会が建てられていったことから、この街だけでも50以上の教会があるそうです。私たちもピラミッド跡を見学しましたが、外から見るだけではただの丘。地中のトンネルは狭い迷路のようでした。上、下、横へと伸びる通路にはもちろん柵がかかっていましたが、絶対に秘密の入口とか秘密の抜け穴とかありそうな感じ。自分の立っているところから上下左右にさらに何メートル、何十メートルもピラミッドが続くと思うと、昔の人ってすごいなあと漠然とした尊敬にも似た感情が湧いてきました。天井は低く、サンドロは頭がつきそうなくらいでした。その丘の上にポツンと建つ教会。(この教会も中に入ると、キンキンギラギラの豪華な造りで当時のスペインの権力を示しているようにも見えました。)ピラミッドの入口は地下9mのところから発見されたそうです。現在はピラミッドの一部が掘り出され、場所によっては外からも少し見ることができるようになっています。そしてチョルーラの街からも眺めることができるポポカテペトル火山は、活火山で5300mを超える高さでメキシコでは二番目に高い山です。日本の富士山、スイスのマッターホルンを優に越える高さです。メキシコって山の多い国。メキシコに来るまでそんな想像全くしていませんでした。この三つの街、全て標高約2000m前後のところにありました。こんな高い所に人口10万、20万人規模の都市がいくつもあるなんて、日本やヨーロッパではまずないよなぁ。

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