Mojave National Preserve

グランドキャニオンをあとにし、ルート66を通って、(途中、山々の間に突如現れ

た、可愛く人懐っこいロバがいる田舎村にも立ち寄って。)Mojave National Preserveで三泊四日過ごしました。ここアメリカでは、BLMといって、オフシャルに認められたフリーキャンプエリアが数多くあります。(BLMの正式名称は、Bureau of Land Management。特に西側に多い)ここもそんな中の一つ。デコボコ道の先にたどり着いたのは、ファイヤーピットがポツンとあるだけの、他には何も無い場所でした。散歩に出かけると、大きな岩がいっぱい。立ったままでは登れない所では体全体を使い、ちょっとしたロッククライミングのようにして、岩をよじ登っていきました。くだりも慎重に。平地に入ると、今度はサボテンをかわしながら歩いていきます。この辺りには兎がたくさんいるみたい🐇何度も横切る兎を見ました。夕方と朝方にも、キャンピングカーの周りで、草を食べたり穴を掘ったりしている兎を何匹も見ました。手のひらサイズくらいの子ウサギがめちゃくちゃ可愛かった🐰子供の頃、現在の宇美町の実家でも、さらに引っ越す前の金隈の家でも兎を飼っていたのを思い出しました。そんな思い出話しをしていると、サンドロの子供の頃は、犬、猫、ニワトリ、兎などを飼っていて、さらに夏休みなどは住み込みで近所の酪農家のところでお手伝いをしていたそうです。ニワトリ、ヤギ、牛の世話。また別の牧場では馬の世話と乗馬。どちらも同じ町内で。みじかにこんな環境があって、子供の頃から動物の世話ができるのっていい体験だな〜。スイスらしいな〜。乗馬、いいな〜。乗馬はいつかは私のしてみたい事の一つでもあります。グランドキャニオンでも乗馬で渓谷を下り、一泊して戻ってくるコースがあったのですが、雑魚寝の宿で一人、700ドル以上から。高くて検討すらせず却下。今回チャンスがなくてもいつかはやってみよう!と思っています。….と、いつものように話が脱線しましたが、次の日には砂漠ハイキングをしてきました。まっすぐな道でも砂に足をとられて、スムーズに前に進めません。一番高い砂漠の丘の手前で休憩。ここからの眺めでも十分綺麗だったのでここから引き返すつもりだったのですが、あとから来た若いカップルが登っていったので、何となく付いていくようなかたちで私たちも登り始めました。丘を登り始めて半分くらいのところから、斜面が急で立てませんでした。サンドロは靴のサイドをを斜面と垂直に、横歩きで登っていましたが、そうすると高いところが苦手な私は下が見えて足がすくみ、立つこともできませんでした。仕方なくダイキと一緒に4本足。息はゼーゼー。サンドロ、ダイキペアに比べてノロノロとしか上がっていけない私は、進んでは止まり、進んでは止まりの繰り返し。止まっている時も、下を見ると怖かったので四つん這いで休憩。また少しずつ進みます。クライマックス手前では、先に頂上に着いたサンドロから、ゾンビが上がってきた〜!と言われる始末。私としては必死でしたが、変な声も出てたし、すっごい険しい感じだったと思われます。でも、登ってきた甲斐がありました!頂上からはさらに反対側に広がる景色を見られたし、丘のエッジは30cmくらいの幅があって、降りるときはそれに沿って歩けたのでもう怖くはありませんでした。それにガイドブックに載っていた通り、砂漠の音が聞けました。砂漠の音というと勝手に、キュキュとかそういう感じの音かなと思い込んでいましたが、実際は大型犬が素早く吠えたような音。近くには絶対に犬はいなかったし、ダイキは吠えない犬なので、多分あの音だよねとサンドロとも意見が一致しました。頂上にいる間だけ、音は二回鳴りました。風と砂の関係からなす自然現象なのかな?ハイキングをしたのははトータル3時間くらい。疲れましたが、砂漠って初めてだったし、いい体験ができました。

 

 

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